導電・放熱材料

宇宙グレード 導電・放熱材料

メーカー 国内輸入元:株式会社ジェー・ティー・エス
宇宙関連メーカー紹介

Aptek Logo

特殊な宇宙グレードのESD塗料を提供するカリフォルニアのメーカー

APTEK製品

APTEK社は赤外線を高反射する素材でアウトガスが少なく静電気拡散性を持った宇宙グレードのESD塗料を研究開発して提供可能なメーカーです。




A.T.U. Logo

宇宙船の熱制御のために特殊なコーティングがされたフィルム材料を提供するミネソタのメーカー

A.T.U.製品

A.T.U.社は宇宙船の温度を受動的に制御するための吸収率/放射率特性が制御され多重コーティングされたフィルムを設備の整った試験ラボで分析して提供可能なメーカーです。




Nitto(旧Permacel) Logo

現在では日東電工の傘下にある、長い歴史を持つニュージャージーの電気絶縁・工業用粘着テープ製造会社の旧Permacel社

Permacel製品

耐溶剤性がありアウトガスが発生しにくい熱硬化性アクリル系粘着剤を利用した宇宙で利用できる155℃迄の耐熱テープ



宇宙グレード製品の特徴


#2711 画像

#2711の特徴

無機化合物(ケイ酸カリウム)の「#2711」はプライマーが不要で、300℃まではほぼ無劣化で700℃以上での利用が可能な耐熱性を持った宇宙グレードのESD塗料です!

  • アウトガスがほとんど発生しない (TML:0.5%、CVCM:0.02%)
  • ESD対策に10[7乗]~10[9乗]の表面抵抗値の導電性塗料
  • α値が0.17~0.2の高反射素材であること
  • 無機化合物(ケイ酸カリウム)であること
  • プライマーが不要
  • 700℃以上での利用が可能な耐熱素材(300℃まではほぼ無劣化)

2711画像1

2711画像2


#2719 の特徴

二液性混合でシリコーン溶剤の「#2719」はフィルム等の柔軟な素材でも利用することができ、-195℃~+205℃の広い温度範囲での利用が可能な宇宙グレードのESD塗料です!

  • アウトガスがほとんど発生しない (TML:0.5%、CVCM:0.02%)
  • ESD対策に10[7乗]~10[10乗]の表面抵抗値の導電性塗料
  • α値が0.22~0.26の高反射素材であること
  • 二液性の混合のシリコーン溶剤でフィルム等の柔軟な素材に対応
  • 要プライマー ("SS4155"または"SS4004P")
  • -195℃~+205℃の広い温度範囲での利用が可能な素材

2719画像1

2719画像2


ATU 9148画像

ATU 9148 [Stamet/BlackKapton 100XC] の特徴

「Stamet/BlackKapton 100XC」は-250℃~+150℃の広い温度範囲での利用が可能で使用開始時(BOL)での太陽光吸収率が0.5以下の宇宙環境向けの蒸着熱制御フィルムで、従来のゲルマニウムと異なり、新素材のStamet(アルミとシリコンの合金)では湿気に強い特性があります!

  • 使用開始時(BOL)での太陽光吸収率が0.5以下
  • 新しいStamet(アルミ/シリコン合金)はGe(ゲルマニウム)より長期安定性
  • 湿気に影響を受けないことで、保管時での窒素ガス注入する手間が不要
  • -250℃~+150℃の広い温度範囲での利用が可能な素材

Stamet比較画像

「Stamet」の特徴:金属層(ゲルマニウム)が湿度によって完全に剥がれてしまっている(写真左)に対し、Stamet(写真右)は金属層をほぼ完全な形で残しています。


P-224画像

P-224 の特徴

薄いカプトンフィルム基材で馴染み性の優れた薄さと強い粘着力を併せ持つ「P-224」

  • 155℃迄の耐熱テープ
  • 耐溶剤性がありアウトガスが発生しにくい熱硬化性アクリル系粘着剤
  • アウトガスがほとんど発生しない (TML:1.0%以下、CVCM:0.1%以下)
  • 25μのカプトンフィルム基材
  • 馴染み性の優れた全厚0.071mmの薄さで3.2N/10mmの粘着力

P-224参考画像1

P-224参考画像2


P-213LW の特徴

引き裂けに強いガラスクロス基材で引張強度に優れた素材の「P-213LW」

  • 155℃迄の耐熱テープ
  • 耐溶剤性がありアウトガスが発生しにくい熱硬化性アクリル系粘着剤
  • アウトガスがほとんど発生しない(TML:1.0%以下、CVCM:0.1%以下)
  • 引き裂けに強いガラスクロス基材
  • 322N/10mmの引張強度に優れた素材

P-213LW画像1

P-213LW画像2